『マー -サイコパスの狂気の地下室-』(原題:Ma)は、2019年に公開されたアメリカの心理スリラー映画です。監督はテイト・テイラー(Tate Taylor)、製作はジェイソン・ブラムのブラムハウス・プロダクションズが担当しました。以下に映画の詳細をまとめます。
2019年公開
所要時間 1時間39分
対象年齢 16歳以上
あらすじ
孤独な中年女性スー・アン(通称「マー」)は、ある日、地元の高校生たちからお酒を買ってほしいと頼まれます。親切を装い、彼らに地下室を自由に使わせる代わりに「安全なパーティーの場」を提供すると申し出ます。しかし、マーの親切は徐々に奇妙さを増し、彼女の真の目的と過去が明らかになっていきます。やがて、パーティーを楽しむはずだった高校生たちは、マーの狂気と執念深い復讐に巻き込まれていきます。
主な出演者
- オクタヴィア・スペンサー(スー・アン役)(マー)
孤独な女性で、本作の中心人物。普段は物静かで優しそうに見えるが、深い心の傷を抱えており、それが彼女の狂気を引き起こします。


- ダイアナ・シルヴァーズ(マギー役)
新しい街に引っ越してきた高校生で、マーと最初に接点を持つ人物。


- ジュリエット・ルイス(エリカ役)
マギーの母親。娘を守るためにマーの奇行に立ち向かいます。


- ルーク・エヴァンス(ベン役)
マーの過去に深く関わる人物。


・マッケリー:ミラー(ヘイリー役)
マギーと同じ学校に通う。気が強い性格でマーに歯向かう場面も


・コーリー・フォーゲリマニウス(アンディホーキンス役)
マギーと同じ学校に通う。マギーの恋人でベンの息子。マーの復讐に巻き込まれていく


見どころ
- オクタヴィア・スペンサーの怪演
普段は善良な役を演じることが多いスペンサーが、狂気を帯びた演技で観客を圧倒します。彼女の存在感が映画全体を引き締めています。 - 心理的スリラーとサイコホラーの融合
映画は、単なるホラーというよりも人間の深い闇を描いた心理スリラー要素が強い作品です。マーの行動の裏にある動機や過去のトラウマが徐々に明らかになる展開が緊張感を高めます。 - 日常と異常の境界線
田舎町という普通の環境の中で起こる恐怖が、現実味を感じさせる作品です。 - 人間の復讐心の怖さをとてもよく表現されている。マーの言動に注目
どこで観れる?
・NETFILX
・Amazon(現在レンタルがなくDVD、Blu-rayの購入のみ)
感想と評価
『マー -サイコパスの狂気の地下室-』は、観客と批評家の間で賛否両論がありました。オクタヴィア・スペンサーの演技は高く評価されましたが、物語の展開やキャラクターの行動に対する批判も見られました。それでも、マーの狂気と緊迫感のあるストーリーは、多くの観客に強い印象を残しています。
もしまだ観ていないのであれば、スリラー映画や心理ホラーが好きな方には特におすすめの作品です!