雑記ブログも運営しています。是非こちらにもお立ち寄りくださいませ。 詳しくはこちら

映画『インサイド・マン(Inside Man)』の紹介

  • URLをコピーしました!

ひとりの捜査官が立ち向かうのは、常に警察の一歩先を行く頭脳明晰な強盗犯。そこにやり手の交渉人が現れたことで、事態は思いがけない方向へと転がり始める。

ドラマの基本情報

  • 原題: Inside Man
  • ジャンル: サスペンス
  • 配信プラットフォーム: NETFILX
  • 放送開始: 2006年
  • 制作国:アメリカ

あらすじ

物語は、ニューヨーク市のマンハッタンにある銀行で起きた大胆不敵な銀行強盗事件を中心に展開します。ダルトン・ラッセルが率いる強盗団は銀行を占拠し、人質を取ります。しかし、この強盗は一見普通の強盗事件とは異なり、用意周到な計画の下に行われています。

刑事キース・フレイジャーは、交渉人として現場に派遣され、状況の収拾に挑みます。一方で、事件の背後には銀行のオーナーにまつわる隠された秘密があり、その解決のために問題解決専門家のマデリーン・ホワイトが介入します。

この銀行強盗の真の目的は何なのか?そして、巧妙に仕組まれた脱出計画の結末とは?

主なキャラクター

ダルトン・ラッセル(クライヴ・オーウェン)
銀行強盗のリーダー。だが、金には手を付けていない…。一体何の目的が?

キース・フレイジャー(デンゼル・ワシントン)
ハットがトレードマークで人質強盗事件の担当することになった刑事。ダルトン・ラッセルの行動に戸惑いながらも事件の真相に迫る。

マデリーン・ホワイト( ジョディ・フォスター)
アーサー・ケイスが銀行から“ある物”を回収するように雇った弁護士

アーサー・ケイス ( クリストファー・プラマー)
襲撃にあった銀行の会長。過去を隠そうと奮闘する

見どころ

知能戦と心理戦

  • 強盗団のリーダー、ダルトン・ラッセルは緻密な計画と冷静な判断力で刑事たちを翻弄します。その知能戦は観客を引き込む重要な要素です。

予測不能なストーリー展開

  • 事件の背後に隠された真実や強盗団の最終目的が明かされる瞬間は、視聴者に驚きを与えます。

豪華キャストの演技

  • デンゼル・ワシントンの人間味あふれる刑事像、クライヴ・オーウェンの冷静沈着な強盗リーダー、そしてジョディ・フォスターの計算高い専門家役など、それぞれのキャラクターが見事に演じられています。

社会的テーマ

  • 単なるエンターテインメントではなく、倫理的・社会的な問題にも触れています。特に銀行のオーナーが抱える過去の秘密が、事件をさらに複雑にしています。

※ネタバレ すべての内容

ダルトン・ラッセルは塗装業者を装った白い服を着て4人グループで銀行を制圧する。
中に大量のスモークが炊かれ、それに通りかかったコリンズ巡査部長が発見し応援を要請。
秘書のキャサリンが銀行のオーナーであるアーサー・ケイス会長に報告する。

犯人グループは人質に黒のジャンプスーツとマスクを付けるよう指示をした。

そこに事件の担当を命じられたフレンジャー刑事と相方のミッチェルが登場しダリウス警部に状況を聞く

マデリン・ホワイト弁護士はアーサー・ケイスから銀行にある“ある物”を守るよう依頼する

犯人の一人が銀行内の壁を破壊し始める。犯人は人質50人の食料とバス、ジェット機を要求するが、フレジャー刑事は時間を引き延ばす。

そこにアーサー・ケイスに依頼されたホワイトが登場し、フレジャー刑事に昇進の約束の代わりに、犯人と交渉する取引をする

ダルトン・ラッセルは392番の貸金庫の中身を取り出す。

ホワイトは犯人に刑を軽くし、出所した後に200万ドルを渡すと交渉したが、ダルトン・ラッセルはそれを断った。

392番の貸金庫の中身とは過去にアーサー・ケイスが第二次大戦時にスイス銀行に勤めていた頃、ナチスと手を組み大金を稼いだ証拠だった。

フレジャー刑事は犯人は時間稼ぎをしていると気付いて銀行に入り犯人を挑発した。
それにより犯人は人質に発砲し、フレンジャー刑事は責任を問われ、任務から外されてしまう。

指揮はダリウス警部に引き継がれ、人質の命を守る為にゴム弾で突入する作戦を立てるが、それを犯人に盗聴されていた。

作戦を知った犯人たちは、再びスモークを炊き、一斉に人質を解放するし、その中に犯人グループも紛れ込んだ。

事情聴取では犯人の特定もできず、なんも取られていないことから、この事件は打ち切りになる。
弁護士のホワイトはケイスに392番について問い詰める。
392番の貸金庫の中には過去の戦争犯罪の証拠とダイヤモンド、それに過去に略奪したカルティエの指輪だった。

実はダルトン・ラッセルは逃走しておらず、銀行に作ったスペースでほとぼりが冷めるまで一週間潜伏していた。
その時、392番の貸金庫を見にフレイジャー刑事も現れた。
ダルトン・ラッセルは他の犯人グループと合流し去る。

ダルトン・ラッセルは語った

私は聖者ではない。 金のためにやった。 だが卑怯な真似はしたくない。誇りこそ最高な価値のあるものだ
大金の為に自尊心を打った男から奪った、彼はその罪滅ぼしをするために、その後の人生で善行をおこない
社会的地位を高めた。犯した罪は逃げれば逃げるほど追ってきて、逃げる者は疲れ果て 逃げきれない

フレイジャー刑事が392番の貸金庫の中身を確認すると、そこには犯人のガムのゴミとカルティエの指輪が残されていた。

ラッセルはフレイジャー刑事に紙でメッセージを残した 指輪を追えと

フレイジャー刑事はケイスになぜホワイトを送り込んだかと問い詰める。
その後、市長とホワイトの元へ訪れ、戦争犯罪の一言を添えた

フレジャーはホワイトの約束通り、第一級刑事に昇格した。
帰宅すると服のポケットには一粒のダイヤモンドが…。それはラッセルがこっそり入れたものだった。

フレジャーは過去にラッセルが言った言葉が脳裏をよぎる


セルピコとは

『セルピコ』(原題: Serpico)は、1973年製作のアメリカ・イタリア合作映画。シドニー・ルメット監督作品。ニューヨーク市警に蔓延する汚職や腐敗に立ち向かう警察官の実話に基づいた作品。主人公であるフランク・セルピコ(英語版)をアル・パチーノが演じている。

第二次世界大戦における「ナチス」(正式名称:国家社会主義ドイツ労働者党、略称:NSDAP

第二次世界大戦における「ナチス」(正式名称:国家社会主義ドイツ労働者党、略称:NSDAP)は、1920年代から1945年までドイツで活動した政治政党であり、アドルフ・ヒトラーを中心とした極右の全体主義的な運動の主導者でした。ナチスのイデオロギーと政策は、戦争の勃発や多くの悲劇的な出来事につながりました。

ダルトン・ラッセルのメッセージ

アーサー・ケイスは過去の戦争犯罪の証拠を破棄せずに、銀行の貸金庫に保管していた理由は過去の過ちを悔いていて自分を戒めるために、残しておいたのではないか。

ダルトン・ラッセルは証拠を公開せず、フレジャー刑事に託したのは、“アーサー・ケイスに過去を忘れさせないこと”が罪を償わせることだと思ったのではないでしょうか


あわせて読みたい
映画『バック・イン・アクション(Back in Action)』の紹介 家庭を築くため、15年前にCIAとの関わりを絶った元敏腕エージェントのマットとエミリー。だが、生きていることがバレてしまい、2人はスパイの世界へと引き戻されてしま...






この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

映画、ドラマ、ゲーム、投資が好きな人
雑記ブログも運営してます。
https://aogukun.com/

目次